• No : 131277
  • 公開日時 : 2015/09/25 13:49
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【パンチ】自動ソート

自動ソート
 
工具の加工順、つかみ換えの処理を行う設定を行います。

NCコード変換の前準備として使用され、自動ソートダイアログで選択された設定に基づき実行されます。
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回答

 つかみ換え設定

  自動つかみ換えの設定します。  自動ソートダイアログをクリックすると、最初に製品設定/パンチCAM/プロセス自動ソート設定ページが表示されます。
  そのプロセスの中からつかみ換え設定をクリックします。
   製品サイズが加工機のストロークより大きかったり、いくらかの加工がワーククランプに干渉したりすると、つかみ換え動作が要求されます。
   この時、全ての加工を行えるようにつかみ換えフレーム(加工範囲)を追加します。
   そして、自動で最適なフレームの位置を決定し、別々のフレーム中で加工できるように、大きな加工を複数の加工に分割します。
 
   
逆方向からつかみ換えする(右の加工範囲から)
  もし製品が複数のフレームから構成されていると、右端のフレームを最初に加工し、逆方向(右方向)から順次加工するNCコードがこの設定で作成されます。
 
出来るだけつかみ換え前に加工する
  複数のフレームがオーバーラップする領域の加工は、どちらのフレーム内でも加工できますが、この設定は、どちらの領域で加工するかを制御します。
   ONの場合、最初のフレーム内で加工されるようにできる限り、あとでつかみ換えを行うようにします。OFF の場合は、その逆の動きになります。

 
加工終了後につかみ換え戻す
  製品の全加工が完了した後、クランプが原点に戻るときつかみ換えた量だけ飛び出します。
    飛び出した材料がぶつからないように、最初のフレームまで掴み戻します。
 
出来るだけ加工を分割しない
  加工機のストロークより小さいけれど、二つのフレームに加工が跨り一つのフレームに納まらないような加工がある場合、
    つかみ換えることなくこの部分加工が出来るように別のフレームを追加します。それため、つかみ換え動作は増えてしまいます。
板押さえをクランプの近くにおく
  もしこの項目がONになっていると、板押さえのY軸位置は、固定されます。
   その場合は、ワーククランプを最適の位置に配置するときも、Y軸位置を変更しません。
    このY軸の位置は、加工機情報ファイルで設定されています。

 
クランプ位置を自動変更しない
  通常は、材料サイズと機械の仕様に基づきワーククランプを最適な位置に配置します。
    クランプ位置を手動でセットして、その位置を変更したくない場合は、この設定をONにします。
    ただこの場合、フレーム位置の関係でデッドゾーンに入る加工が発生するかも可能性もあるので、最適な自動つかみ換えが行われるとは限りません。

 
材料サイズを考慮してつかみ換えする
  つかみ換えの範囲を加工(工具)で考慮するか、材料サイズで考慮するかの設定です。
   通常は、OFFにしてください。
 
クランプ位置
  クランプ位置を変更することが出来ます。クリックすると、製品設定/クランプ・原点ページが表示されます。

 
 自動ソート設定
フレームの中での加工順を設定します。
 ここでは加工する経路について設定し、詳細設定のソートテーブルで加工機に準じた設定を行います。

  
最短ソート
  加工のソートは、移動距離が最短になるアルゴリズムで指定されたコーナーから始まります。
    下のソートパターンを使用するがONの場合、この設定はOFFとなり、下のグリッドソートを使用します。

 
開始コーナー
  加工のスタート点を4つのコーナー(右上、左上、右下、左下)に設定します。最短ソートとソートパターン使用の両方に有効です。
 
パターン
  下のソートパターンを使用するON の場合、架空のグリッドを作成し、どのグリッドのセル内に納まるかに応じて加工のソートを行います。
    このパターン設定は、GRDかLAAのどちらのパターンを使用するかを設定します。この項目の横にある図は、選択された設定のソート方法を表示します。

 
方向
  加工の順番をなるべく水平方向か垂直方向になるように設定します。
    X方向、Y方向、自動の中から選択します。

 
全てのピアッシングを先に実行する
  加工機種がレーザーや複合機の時に選択可能となります。
 
部品単位にソートする
  パンチ加工ではあまり使用されませんが、部品が複数ある場合に、部品単位に加工する設定です。
  ONにすると、加工順設定で指示された内容は、部品単位に対して有効になります。
 
輪郭追い抜きを複合化する
  直線追抜き加工にワイヤジョイントを追加すると加工は分割されます。   加工順の設定によっては1つの追抜き加工がバラバラの加工順になってしまう場合があります。   この設定をONにすると、同一辺上の同じ金型を複合打抜き化 し1つの加工にします。
注意) シュータ、停止(M00)などの加工後処理の設定があると複合打抜き化により設定を削除することがあります。
 
保存/読込み   製品設定保存・読込み参照
 
詳細設定
   
このボタンをクリックすると詳細ソート設定ダイアログが現れます。
前項で説明した最短ソートかソートパターンを使用かの何れかでソートされる前に、加工種別に分けられたこのダイアログ中の種々の特性を使いソートが設定できます。
代表的な加工では、加工範囲と内加工/外加工を使います。そのほかは、加工機の特性や状況に合わせて使い分けます。
ソートテーブルの特性は、設定した順番に効果が現れます。
特性によってはレーザー(又はパンチ)専用であったり、内容が相反するものをソートテーブルに設定すると、要求するソート結果にならない場合があります。

 
ソートテーブルの作成について
  1. 使用しない特性の一覧から使用する特性をマウスでクリックします。
  2. この特性を使用するのボタンを押すとソートに使用する特性 の欄に移動します。
  3. 特性をマウスでクリックして矢印キー↑↓で、ソートの優先順位(並び替え)を行います。
  4. 特性をクリックすると右の欄にさらに詳細な特性が表示されるので各特性の優先順位(並び替え)を行います。
設定したソートテーブルはファイル名を付けて保存/読込することが出来ます。

     
 各特性の内容について

   ・加工範囲(つかみ換え
   つかみ換えの順番にフレーム単位で加工順を設定します。
   ・プロセス
   工具の特性でソートを行います
   パンチ、ピアスパンチ、絞り、バーリング、タップ、切離しパンチ、最終工程、前加工
   ・内加工/外加工
   内加工パンチ、外加工パンチを分けてソートします。
   複合加工機の場合は、レーザーの内加工切断、外加工切断があります。
   ・工具形状
   工具の形状(種別)でソートします。
   丸、角、長丸、長角、R付長角、シングルD、ダブルD、台形、ポンチ、バーリング、皿モミ など
   ・工具面積
   工具の表面積の狭い順にソートします。
   ・工具周長
   工具の周長の短い順にソートします。
   ・マクロタイプ
   割付けた加工のパターン(マクロ)でソートします。    単発パンチ、直線追抜き、丸穴打抜き、ARC、BHC、LAA/GRD、長方形打抜き、アークスロット など
   ・加工種別
   割付けた加工の種別でソートします。    単発穴あけ、丸穴、コーナーC、コーナー切欠き、辺切欠き、トレース、外形輪郭右、左、上、下 など
   ・領域単位
   加工する範囲を4等分(右上、左上、右下、左下)して各領域単位で加工します。
   ・工具サイズ
   工具サイズの小さい順に加工します。
   工具マスターに登録する際の長い寸法が基準になります。
   ・インデックス角度
   工具角度の縦から横(90°→0°)にソートします。
   90°→60° 120°→45° 135°→30° 120°→0°
   ・図形サイズ
   2D作図の小さい順にソートします。
   ・図形形状
   2D作図の形状でソートします。
   丸、角、長角、長丸、シングルD、ダブルD など
   ・割付け順
   自動切断以外のコマンドで割付けた場合に有効で、工具を割付けた順番でソートします。
   この特性は単独のみ有効となります。
   ・横方向加工順
   加工する範囲の向かって右から左、左から右にソートします。横方向に割付けた工具の加工順ではありません
。    それは加工順設定の開始コーナー右or左、パターンGRD、X方向の設定に似ています。
   ・縦方向加工順
   加工する範囲の上から下へ、下から上へソートします。縦方向に割付けた工具の加工順ではありません。
   それは加工順設定の開始コーナー上or下、パターンGRD、Y方向の設定に似ています。
   ・成型高さ
   成型工具のランス、ルーバーなどで設定される成型高さの低い順にソートします。    工具マスターに登録する際の「高さ2」が成型高さになります。
   ・詳細プロセス
   プロセス、工具形状、加工種別の各特性をミックスした内容でソートされます。    1パンチ、ピアスパンチ、丸穴加工、ジョイント工具、面取り、コーナーノッチ、BOX切欠き、優先工具、上向き成型、下向き成型、
    タップ、バーリング、切離しパンチ、最終工程、前工程、Z高さのあるパンチ、外形縦方向、外形横方向、外形切断、その他の穴工具 など
   ・ステーションNo
   タレットのステーションNoの小さい順にソートします。
   例えば、アマダ社の場合100、200、300番台は無視され、下2桁の番号がステーション番号になります。
   ・工具グループNo
   各工具の「グループ」に設定した番号の小さい順にソートします。
   工具マスターに登録する際の「グループ」番号を入力すると有効になります。
   ・ソートレベル
   ソートレベルの低い順にソートします。
   詳細は、ソートレベル コマンドを参照してください。
   ・複合打抜きID
   複合打抜き化する時にクリックした順番でソートします。
   複合打抜きを解除する時に「加工順解除なし」をクリックすると有効になります。詳細は 複合打抜き解除 コマンドを参照してください。

 
保存/読込

保存ボタンをクリックすると、 ソートテーブル保存ダイアログが出てきます。
ソートテーブルの名前を付け保存すると、後で使えるようにConfigファイルに書き込まれます。
ソートテーブル保存ダイアログの出力をクリックすると、このシステムが起動している他のコンピューターに転送するための外部ファイル(STBファイル)にソートテーブルを出力できます。