土地・家屋を共有名義で所有されている場合、各共有者は連帯して納税義務を負い、税額の全額について納税義務が発生します。
例えば、夫婦で同じ土地を所有している場合、固定資産税は夫と妻の両方が連帯して納税義務を負います。この場合、夫と妻は当事者間では持分に応じた義務を負いますが、市町村に対しては両方が全額の納税義務を負います。なお、夫が全額の税額を支払えば妻の納税義務も消滅します。
納税通知書を持分に応じて按分してしまうと連帯納税義務を解除することになるため、地方税法上按分することはできません。
なお、共有代表者の変更については、共有者の方全員の同意があれば変更いたしますので、お申し出ください